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山が喋っていた

からない子だったが

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からない子だったが



中国では、「冷えたビール」と、注文しな暗瘡啫喱いと、常温ビールが出てくるとか。
冷やして飲むという概念がないらしい。
いろんな民族、好みがあるにしても、こんな近しい人間が、ずいぶん、変わった好みだと
びっくりした。

最果て話は、なまぬるビールのインパクトで、私の中では、どこかに飛んでしまった。


帰りに、駅まで送る車中で、私が運転しなPretty Renew 冷靜期 がら息子にペラペラ話しかける。

「最果ての遠隔地にも、女の子はいるんでしょ?
24時間べったり仕事してるわけじゃないだろうから、
機会があったら、いい人、見つけられたらいいね。
7歳ぐらい年上の人がいいんとちがう? (あれこれ、あれこれ)???」

「疲れるんや」

「え、やっぱり7歳年上の人は、気を使うから?」

「お母はんの、その話しが」

あらら、そうなん。口にチャック。自主規制。
こういう話は、嫌いなのね。しゅーーん???

ということで、昨夜、息子は実家から、また现代医学美容中心彼の赴任地に帰っていった。


今朝、夫は起きてくるなり
「最果ての地ショックで、寝られなかった」と、ぼそっと一言。

「あいつは、おかあさん(=私)に似たんや。
行動が人と変わってる。
変人で、変わりモノや」


私は、反論した。

「あら、ユニークでいいやん。私は、いいと思うよ。
大人になって、あれこれ試みようとしてるんやん。
なんか、それが悪い?
わっはっはっは???」

可愛い子には旅をさせにゃあ。

でも、やはり夫は寂しそう。
私も最近、年とともに涙もろくなってきたけれど、
今回は、なんだか夫が可哀想な、気の毒な、そんな気がした。

ごめんね。
常識人の血だけなら良かったのに、変人の血をブレンドして受け継がせて。

いや、それより、やはり、生ぬるビールが、私は気になる。
そういう私の感覚が、おかしいのだろうか???調子に乗って、自己満足、家族編を。
今、心が、ささくれ立っている方は、お読みにならないでください。


昨夜、仕事から帰ってみると、ニンニクのいい匂い。
ふと玄関を見ると、見覚えのある息子のサンダル。
遠方の赴任地に住む息子が、突然帰っていた。
私が帰るより、2時間近く前に帰っていたらしく、冷蔵庫から材料をごそごそ取り出し
ニンニク入り野菜炒めを作り、食べ残しの巻き寿司も冷蔵庫から消えていた。
ビールを飲み、食器、調理器具はキレイに洗い
ウイスキー片手に、焼き菓子も用意して、静かに読書していた。

昔から手がか、なんと、手のかからない???


息子は、キリスト生誕の日に生まれた。
我が家はキリスト教でもなんでもないのだが、おでこの真ん中には、お釈迦様みたいなクボミも。
宗教のデパート??
まあ、全くの偶然だが、生まれる前から待ち望まれたような子供だった。
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